病歴・就労状況等申立書(びょうれき・しゅうろうじょうきょうとうもうしたてしょ)

病歴・就労状況等申立書は、障害年金を申請する際に必要となる書類の一つです。この書類には、申請者自身の病状や就労状況、さらには日常生活での困難さなど、障害状態を理解するための詳細な情報が記入されます。

特に、障害の程度や種類、発病日、治療経過、現在の健康状態、医療機関での受診状況など、病状に関する詳細な情報は、障害認定に重要な要素となります。また、現在の就労状況や過去の労働歴、生活状況なども、社会的な自立度を評価するために必要となります。

この「病歴・就労状況等申立書」は、厚生労働省が指定する形式に従って作成され、申請者自身が記入します。必要に応じて、家族や医療機関のスタッフから支援を受けて記入することも可能です。この書類は、障害年金を申請する際に提出する他の書類(医師の診断書や受診状況等証明書など)とともに、障害の認定や年金の支給額を決定するための重要な資料となります。

記入する内容に間違いがないように注意し、また自身の状況を正確に反映させるために、できるだけ詳細に記入することが求められます。