2023-07-21から1日間の記事一覧

所得制限(しょとくせいげん)

所得制限とは、障害年金を受けるために必要な要件の一つで、申請者の年間所得が一定の額以下であることを求めるものです。これは障害年金が社会保障の一環として、生活に困難を抱える障害者を支援するための制度であることから、一定以上の所得がある人に対…

障害状態要件(しょうがいじょうたいようけん)

障害状態要件とは、障害年金を受給するための必要条件の一つであり、申請者の障害状態が一定の基準を満たしているかを判断するためのものです。具体的には、障害の程度や期間、慢性化しているかどうかなどの観点から評価されます。 障害状態要件は、障害基礎…

受診状況等証明書(じゅしんじょうきょうとうしょうめいしょ)

受診状況等証明書とは、障害年金を申請する際に必要となる医師による証明書のことを指します。この証明書は、申請者が受診した医療機関の医師により発行され、申請者の健康状態や障害の程度、治療履歴などが詳細に記載されています。 受診状況等証明書には、…

裁定通知書(さいていつうちしょ)

裁定通知書とは、障害年金を受けるために提出した申請に対して、社会保険庁から出される、障害年金の支給決定や不支給決定などを伝える公式の通知書のことを指します。 裁定通知書には、次のような詳細な情報が記載されています。 障害等級:障害年金を受け…

裁定請求(さいていせいきゅう)

裁定請求とは、障害年金の審査結果に対して不服がある場合に、再審査の結果に納得できないときに行う、社会保険庁長官への再評価の要求のことを指します。具体的には、障害等級の決定や障害認定日などの決定に不満がある場合、あるいは再審査請求の結果が不…

再審査請求(さいしんさせいきゅう)

再審査請求とは、障害年金の障害認定結果に対し、申請者や受給者が不服を唱え、結果の見直しを求める行為を指します。この請求は、障害認定の結果に納得がいかない場合や、障害の状態が変化した場合などに行われます。 障害年金の審査では、申請者の障害状態…

後発障害(こうはつしょうがい)

後発障害とは、障害年金を受給している元々の障害とは別に、新たに発生した障害のことを指します。この後発障害が、生活能力の低下を招いた場合、障害年金の等級の見直しが行われることがあります。 障害年金は、その受給資格者の生活能力の低下を補うための…

事後重症(じごじゅうしょう)

事後重症という用語は、障害年金の対象となる障害の中でも、特に重度の障害を指すものです。年金制度における「事後重症」とは、障害が生じてから一定の期間が経過した後に、その障害が極めて重度に進行した状態を指します。 事後重症と認定されることで、障…

社会的治癒(しゃかいてきちゆ)

社会的治癒とは、医学的に完全に治癒しきっていない状態でも、社会生活を送る上での支障がなくなった状態を指します。障害年金の審査基準において重要な概念の一つであり、この「社会的治癒」の状態が認定されると、障害年金の支給は終了します。 社会的治癒…

障害認定日(しょうがいにんていび)

障害認定日とは、障害年金の申請における重要な概念であり、障害年金が支給される開始時期を決定する基準日のことを指します。障害認定日は、被保険者が障害の状態になった日、つまり医師の診断によって一定の障害等級が認定された日を指します。 障害年金を…

遡及請求(そきゅうせいきゅう)

遡及請求とは、障害年金を申請する際に、過去の一定期間にわたる年金をまとめて申請する制度を指します。これにより、障害が発生したり重篤化した時点から年金を受け取ることができます。 障害年金の遡及請求は、障害の認定を受けた日からさかのぼって2年間…

障害手当金(しょうがいてあてきん)

障害手当金は、健康保険組合員(被保険者)が一定の障害を負ったとき、又は障害を既に持っている状態で健康保険組合員となったときに、健康保険から支給される給付金の一種です。この手当金は、障害者が自立した生活を送るための経済的支援を提供することを…

審査請求(しんさせいきゅう)

審査請求は、障害年金を申請した際に、結果に不服がある場合に行う手続きの一つです。具体的には、障害者年金の申請が保険事務所によって拒否されたり、年金額に不満がある場合に、再評価を求めることができます。この再評価を行うのが「審査請求」です。 審…